雉打ち

いまは自由に出来なくなったものの一つが雉打ちである。もちろん雉が禁猟になったとか言う話ではない。食後の満足感に浸りながらスコップを片手に適地を探したものである。見晴らしの良い場所などを探し当てた時はかなり充実した一時を送れることになる。今はこういう自由は許されず大概は長くは居たくないところでそそくさと終えることになる。そしてこれからは携帯トイレ持参ということになるのだろう。排泄物というのは意外と重いものでもありそれを持ち帰るということで雉打ちの爽快感が随分損なわれるように感じるのは人間の手前勝手なのだろう。
それにしても中岳の頂上の草原での雉打ちはもう二度と味わえないものだった。
山に行くには日頃からウォシュレット無しでの訓練をされることをお勧めする。

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